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2018年 第604回例会(2018/12/5)

演奏会概要

  • 時 間

    2018年12月05日(水) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券(臨時会員券):全自由席 6,000円
    (学生2,000円)
    ※発売中

パスカル・ロジェ Pascal Rogé(ピアノ)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 Tokyo City Philharmonic Orchestra

PROGRAMM

《名手ロジェが弾く戴冠式》

▶ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K503
 Konzert in C K503
▶ロンド イ長調 K386
 Rondo in A für Klavier und Orchester K386
▶ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 K537「戴冠式」
 Konzert in D („Krönungskonzert“) K537

出演者からのメッセージ

日本モーツァルト協会の皆さま

 この度、モーツァルトのK503とK537、そしてK386のロンドという3つの美しい協奏曲を演奏できることを、大変光栄に思います。
 私がフランスのピアノ作品に精通したフランス人のピアニストであることは、すでに皆さんご存知のことでしょう。しかし、モーツァルトの協奏曲は私の大切なレパートリーであり、モーツァルトがとりわけ愛されているここ日本でも幾度も演奏しています。

 モーツァルトの作品が持つ美点を引き出すためには音そのものの透明感と美しさに敏感であることが欠かせないのですが、私は演奏する際に構築性や解釈よりも音色を非常に大切にしています。
 ドビュッシーとモーツァルトは全く異なる世界の作曲家であるにせよ、きっと何か共通するものがあるのでしょう。
 さらに、モーツァルトはラヴェルやプーランクといった私の大好きな作曲家達へ大きな影響を与えました。ラヴェルはモーツァルトからインスピレーションを受けてピアノ協奏曲ト長調の第2楽章を作曲したと言っています。冒頭のシンプルで美しい旋律からそれがお分かりいただけるでしょう。プーランクは2台ピアノのための協奏曲の第2楽章冒頭など、多くの作品にモーツァルトを引喩しました。モーツァルトこそ彼がもっとも好んだ作曲家だったのです。

 このプログラムでお届けする3つの協奏曲は、モーツァルトの協奏曲の中でも特にお気に入りの作品です。K503はK537より演奏される機会は少ないにせよ、本当に素晴らしい協奏曲の一つだと思います。K537は1935年のオイレンブルク版では「モーツァルトのピアノ協奏曲の中でもっともよく知られ、もっとも多く演奏されている」協奏曲だと言及されました。これらの作品を演奏できることを心から幸せに思います。また今回は一味加え、弾き振りも行うという滅多にない挑戦を楽しみにしています。

パスカル・ロジェ

パスカル・ロジェ(ピアノ)

 パリ生まれ。パリ音楽院を首席卒業後、ジュリアス・カッチェンに師事。1971年ロン=ティボー国際コンクールでの優勝をきっかけに、国際舞台で精力的な活動を開始する。
 これまでに、パリ管、フランス国立管、ロイヤル・コンセルトへボウ管、ウィーン響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管、オスロ・フィル、ロンドン響、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、ロイヤル・フィル、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、シカゴ響、フィラデルフィア管、モントリオール響、日本では、NHK響、日本フィル、新日本フィル、大阪フィル、京都市響、日本センチュリー響等と共演。指揮者では、ロリン・マゼール、サイモン・ラトル、クルト・マズア、マイケル・ティルソン・トーマス、サー・アンドリュー・デイヴィス、マリス・ヤンソンス、シャルル・デュトワ、エド・デ・ワールト、アラン・ギルバート、エマニュエル・クリヴィヌ、マレク・ヤノフスキ等と共演している。
 17歳で名門ロンドン/デッカの専属アーティストとなる。「サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集」(シャルル・デュトワ指揮/フィルハーモニア管、ロイヤル・フィル、ロンドン・フィル)、「プーランク:クラヴサンと管弦楽のための田園の奏楽、フランス組曲」(シャルル・デュトワ指揮フランス国立管)、「プーランク:ピアノ作品全集」、「ラヴェル:ピアノ作品全集」、「サティ:ピアノ作品集」等をリリースし、2回のグラモフォン賞、ディスク大賞、エディソン賞等多くの賞を獲得した。エームス・クラシックスからは、「ラヴェル&ガーシュイン:ピアノ協奏曲」、「ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲、ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー」(いずれもベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン放送響)を、オニックス・クラシックスからは、「ドビュッシー:ピアノ作品全集」(全5巻)をリリース。2017年にオクタヴィア・レコードより「ショパン&フォーレ:夜想曲集」をリリースし、高い評価を獲得した。
 ドビュッシーやラヴェル、サティ、プーランク、フォーレなどのフランス作品では、優雅で美しく絶妙なフレージングで絶賛を博している。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 1975年自主運営のオーケストラとして設立。その活動は定期演奏会および特別演奏会を柱に、オペラ、バレエ公演やポップスコンサート、映画音楽、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。特にテレビにおいては、テレビ朝日『題名のない音楽会』を通じて日本全国で好評を博している。1994年からは東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点として各種コンサートや公開リハーサル、ジュニア・オーケストラの指導、楽器の公開レッスンなど地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。1997年9月に飯守泰次郎が常任指揮者に就任後、2012年4月より桂冠名誉指揮者に就任。また2002年4月矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任し、フランス音楽を幅広く系統立てた、「フランス音楽の彩と翳」と題するシリーズを展開。2012年4月、宮本文昭が音楽監督に就任。2015年4月、楽団創立40周年を迎え新常任指揮者に高関健が就任。第300回定期演奏会でのベルリオーズ「ファウストの劫罰」、第50回ティアラこうとう定期演奏会での「夕鶴」など、オペラ作品も積極的に取り上げ、いずれも好評を博した。2019年4月より藤岡幸夫が首席客演指揮者に就任する。これからの活躍が最も期待されているオーケストラである。

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
パシフィック・コンサート・マネジメント 03-3552-3831
日本モーツァルト協会 03-5467-0626

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。