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2013年第550回記念例会(2013/6/10)

演奏会概要

  • 時 間

    2013年06月10日(月) 18:20開場/19:00開演
  • 会 場

    東京文化会館大ホール
  • 例会チケット

《第550回記念演奏会》
ところ:東京文化会館大ホール
主催:株式会社カメラータ・トウキョウ
協力:日本モーツァルト協会

PROGRAMM:

 
▶ 交響曲 第38番 ニ長調「プラハ」K504
Sinfonie Nr.38 in D “Prager Sinfonie” K504
・Adagio in D 4/4 – Allegro
・Andante in G 6/8
・Presto in D 2/4

▶ レクイエム ニ短調 K626(ジュスマイヤー版)
“Requiem” in d, K626
・Introitus
・Kyrie
・Sequenz
・Offertorium
・Sanctus
・Benedictus
・Agnus Dei
・Communio

アクセス

東京文化会館大ホール

フィリップ・ヘレヴェッヘ Philippe Herreweghe(指揮)

1947年ベルギーのゲントに生まれ、少年聖歌隊で歌う。大学では医学と精神医学を専攻するが、古楽の魅力に取りつかれ、ゲント音楽院でオルガンとチェンバロ、合唱を学び、70年に合唱団《コレギウム・ヴォカーレ》を創立。77年にはフランス黄金期の音楽を演奏するためパリで《ラ・シャペル・ロワイヤル》 を、91年に《シャンゼリゼ管弦楽団》ほか、レパートリーを広げていく過程で様々な種類のアンサンブルを設立。
また《オランダ室内合唱団》《リエージュ交 響合唱団》の指揮者、《スコットランド室内管弦楽団》の芸術監督も歴任。リヨン管弦楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、そしてウィーン・フィル、ベルリン・ フィル等にも客演。97年よりロイヤル・フランダース・フィル、82年からは南フランス「サント古楽祭」の音楽監督を務める。

97年よりルーヴァン大学教授を務め、同大学より名誉博士号を授与されている。

フィリップ・ヘレヴェッヘ

スンハエ・イム Sunhae Im(ソプラノ)

ソウル大学校でパク・ノギョン(朴魯慶)に、カールスルーエ大学でローランド・ヘルマンに師事した韓国のソプラノ歌手スンハエ・イムは、2000年のヨーロッパ・デビュー以来、多方面に渡る芸術的な才能を魅せつけている。
オペラ歌手としての彼女は、ベルリン国立歌劇場、フランクフルト歌劇場、ハンブルク歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、パリ・オペラ座等に出演。また、コ ンサート歌手としてもモーツァルト、ハイドン、ヘンデル、バッハ、シューベルト、メンデルスゾーン、マーラー等の幅広いレパートリーを持ち、そのCD録音 の多くが賞に輝いている。

スンハエ・イム

クリスティナ・ハマルストレム Kristina Hammarström(アルト)

輝かしい国際的なキャリアを持つクリスティナ・ハマルストレムは既にスウェーデンを代表する歌手となっており、彼女の音楽的才能は世界中で賞賛の的となっている。

オペラ歌手としての彼女は、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、シャンゼリゼ劇場等世界の歌劇場に出場、マスネ「ウェルテル」のシャ ルロット、R・シュトラウス「薔薇の騎士」のオクタヴィアン、モンテヴェルディ「ウリッセの帰還」のペネーロペとミネルヴァ等多くの役を演じている。
また、コンサート歌手としても活躍している。

クリスティナ・ハマルストレム

ベンジャミン・ヒューレット Benjamin Hulett(テノール)

若きテノール歌手ベンジャミン・ヒューレットはオックスフォードのニューカレッジでコーラル・スコラー(合唱による奨学生)として音楽を学び始め、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校でオペラを学ぶ。

2005年から2009年までハンブルク国立歌劇場でソリストとして成功を収めた彼は、バイエルン州立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、バーデン・バー デン祝祭劇場、ザルツブルグ音楽祭等にデビューを果たす。コンサート歌手としての彼は、ロジャー・ノリントン、ジョン・エリオット・ガーディナー、アンド リュー・デイヴィス、フィリップ・ヘレヴェッヘと共演、期待の若手として注目を浴びている。

ベンジャミン・ヒューレット

ヨハネス・ヴァイサー Johannes Weisser(バリトン)

ヨハネス・ヴァイサーは1980年ノルウェー生まれ。コペンハーゲンの音楽大学で学び、王立アカデミーでスザンナ・エーケンに師事した彼はすぐに頭角を現し、スカンジナビアでもっとも有望な歌手の一人となる。

2004年春、23歳の彼はノルウェー国立歌劇場及びベルリン・コーミッシェ・オーパーで「ドン・ジョヴァンニ」のマゼット役でデビュー。ザルツブルク音 楽祭等、主要なヨーロッパの舞台でオペラ歌手として活躍する一方、コンサートやオラトリオにも多く出演しており、そのレパートリーは17世紀のモンテヴェ ルディから20世紀のワイルやブリテンまで幅広い。

コレギウム・ヴォカーレ Collegium Vocale(合唱)

コレギウム・ヴォカーレは1970年に創立。優れた演奏ですぐに頭角をあらわし、レオンハルト、アーノンクールといった世界のトップ・アーティストから注目され、コンサートやレコーディングで共演、レパートリーもルネサンスから現代作品まで幅広く、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管等とも共演、世界中で活躍している。ハルモニア・ムンディからの数多くの CD はいずれも高い評価を得ている。

シャンゼリゼ管弦楽団 Orchestre des Champs Elysées

シャンゼリゼ管弦楽団は、1991年に設立、パリを本拠地とする古楽器オーケストラで。ヘレヴェッヘの幅広いレパートリーの中での、主に古典派音楽からロ マン派音楽の演奏を担当、レコーディングは、モーツァルトの宗教曲、シューマン交響曲全集、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ブルックナー交響曲第4 番・第7番、フォーレ「レクイエム」、マーラー「子供の魔法の角笛」などがある。

演奏家からのメッセージ

 豊かな文化と音楽にあふれた日本にまた訪れることができ、指揮者としてとても光栄なことと思っております。
東北地方をおそった大震災から2年が過ぎた今回の来日は、特別な想いとともに重要性を感じています。
今回日本において、私にとって最も親愛なる2つの音楽集団、コレギウム・ヴォカーレならびにシャンゼリゼ管弦楽団とともに演奏できることに心より感謝しております。
モーツァルトのレクイエムそして最晩年の交響曲は、私が長年にわたり指揮をしてきた作品ですが、これらはまさにヨーロッパ文化における究極の傑作といえます。
これらの作品を通して、日本の聴衆の皆様とかけがえのない時間を共有できるものと確信しております。

“Being invited in Japan, land of culture and music, remains everytime a tremendous pleasure for a conductor.
But coming back here, two years after the terrible tragedy what has strucked the north-east part of the country takes a particular significance for me.
I will warmly thank Japan to offer me the opportunity to perform both with the two musical groups what are dearest to me, the Collegium Vocale Gent and the Orchestre des Champs-Elysées.
No doubt that making Japan resonate with Mozart’s Requiem and last Symphonies, two absolute masterpieces of european culture that I have conducted for so many years, will represent for all the musicians an unique experience to share with japanese audience !”

Philippe Herreweghe

アンコール

交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K551 第4楽章

モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K618

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。