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2015年第573回例会(2015/11/12)
《ナハトムジーク~聖テレジアの日》

演奏会概要

  • 時 間

    2015年11月12日(木) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    臨時会員券(前売券):5,000円(学生2,000円)

《ナハトムジーク~聖テレジアの日》

荒川文吉、久保一麻(オーボエ)
吉田誠、中舘壮志(クラリネット)
濱地宗、鈴木優(ホルン)
小山莉絵、依田晃宣(ファゴット)

PROGRAMM:

 ▶ セレナーデ ハ短調 K388
Serenade in c für zwei Oboen, zwei Klarinetten, zwei Hörner und zwei Fagotte K388
▶ 八重奏曲 変ホ長調 Op.103(ベートーヴェン)
Octett in Es zwei Oboen, zwei Klarinetten, zwei Hörner, zwei Fagotte Op.103(L.van Beethoven)
▶ セレナーデ 変ホ長調 K375
Serenade in Es a 8:zwei Oboen, zwei Klarinetten, zwei Hörner, zwei Fagotte K375

荒川文吉(オーボエ)

1992年、東京都生まれ。12歳よりオーボエを始める。東京藝術大学卒業。現在、同大学院音楽研究科修士課程在学中。

これまでにオーボエを池田昭子、広田智之、青山聖樹、小畑善昭の各氏に、室内楽を守山光三、和久井仁、岡本正之、小池郁江、高木綾子、植田克己、十亀正司 の各氏に師事。また、オットー・ヴィンター、ディートヘルム・ヨナス、トーマス・インデアミューレ、モーリス・ブルグ、ハンスイェルク・シェレンベル ガー、ジェローム・ギシャール、ジョヴァンニ・デ・アンジェリ、ローラン・ペルヌー各氏のマスタークラスを受講。

2013年第82回日本音楽コンクールオーボエ部門第2位ならびに岩谷賞(聴衆賞)受賞。2014年第31回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位ならびに文部科学大臣賞、東京都知事賞受賞。

これまでに、ソリストとしてダグラス・ボストック指揮藝大フィルハーモニア、山下一史指揮東京ニューシティ管弦楽団と協奏曲を共演。

公益財団法人青山財団平成25年度奨学生。

2014年、大学4年次に東京フィルハーモニー交響楽団に入団。現在、同楽団首席オーボエ奏者。

荒川文吉

久保一麻(オーボエ)

埼玉県出身。埼玉県立大宮光陵高校音楽科卒業後、洗足学園音楽大学音楽学部入学、優秀賞にて卒業。2011,2012年度特別選抜演奏者及び前田記念奨学生に認定。

オーボエを井上恵子、辻功、和久井仁、青山聖樹の各氏に、室内楽を千葉直師、浅野高瑛、辻功、山岸博、酒井秀明の各氏に師事。

ヤマハ新人演奏会第17回木管楽器部門に出演。

現在、在京のオーケストラにエキストラとして客演。また、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団団員、洗足学園音楽大学演奏補助要員、重本音楽事務所に所属。

吉田誠(クラリネット)

1987年、兵庫県生まれ。5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを始める。2006年、東京藝術大学入学後、渡 仏。2008年、リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て高等課程を最短2年で卒業。財団法人ローム ミュージックファンデーション奨学生としてパリ国立高等音楽院に首席入学。その後、ジュネーブ音楽院にて研鑽を積む。これまでにクラリネットを浜中浩一、 村井祐児、山本正治、松本健司、ロマン・ギュイオ、ミシェル・アリニョン、パスカル・モラゲス、フローラン・エオーの各氏に師事。平成20年度文化庁新進 芸術家海外派遣研修員。2010年より、ロームミュージックファンデーション音楽セミナー(指揮クラス)を受講。小澤征爾、湯浅勇治の各氏の元で指揮も学 ぶ。

 

2004年、第9回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞、兵庫県教育委員会賞受賞。2005年、国際クラリネット協 会(I.C.A)主催ハイスクールコンペティション第3位。神戸新聞社、神戸文化財団主催第9回松方ホール音楽賞大賞。第19回欧日音楽講座に於いて、ミ シェル・アリニョン特別賞を特設され受賞。2006年、トリノ国際音楽コンクールファイナリスト。2007年、第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及 び聴衆賞を受賞。2010年、日本管打楽器コンクール第2位。

 

日本各地でソロ・リサイタルを行うほか、パリで度々リサイタルを開催するなどフランスでも積極的に活動。南仏 averoydの音楽祭やフランス国立放送響のサル・プレイエルのコンサートに出演。2010年、パリの合唱アンサンブル団体アカネのコンサートを指揮。 2011年には、国文祭「オーケストラの祭典in長岡京」に指揮者として出演。2011年、2012年、2013年、まつもと市民芸術館、サイトウ・キネ ン・フェスティバル松本共同制作ストラヴィンスキー「兵士の物語」に出演。2013年、東京・春・音楽祭「語りと音楽」に出演。

 

これまでに、大阪フィルハーモニー交響楽団(大植英次指揮)、東京交響楽団(大山平一郎指揮)、東京フィルハーモニー交 響楽団(小林研一郎指揮、梅田俊明指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(大友直人指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団(藤岡幸夫指揮)、東京都交響楽 団(藤岡幸夫指揮)、長岡京室内アンサンブル(森悠子監督)など、ソリストとして国内のオーケストラと多数共演を果たしている。

 

岡山フィルハーモニー管弦楽団に指揮者として定期的に招かれている。現在、くらしき作陽大学音楽学部指揮科非常勤講師。

吉田誠オフィシャルサイト http://makoto-yoshida.com/

吉田誠

中舘壮志(クラリネット)

東京藝術大学音楽学部卒業。第6回ヤング・クラリネッティストコンクールパルテノン多摩賞受賞。第22回日本木管コンクール第2位、第24回同コンクール 第3位。第1回秋吉台音楽コンクールクラリネット部門第4位(1.2位なし)第26回宝塚ベガ音楽コンクール第2位。東京藝術大学在学中に「安宅賞」受 賞。

奏楽堂モーニング・コンサートにて広上淳一氏指揮、藝大フィルハーモニアと共演。公益財団法人青山財団2013年度奨学生。

これまでにクラリネットを有馬理絵、月村淳、栄村香、山本正治、伊藤圭の各氏に師事。また公開マスタークラスなどでアレッサンドロ・カルボナーレ、リ チャード・ストルツマン、フィリップ・ベローなどの国外の著名な演奏家の諸氏に学ぶ。

濱地宗(ホルン)

宮城県仙台市出身。東京芸術大学を首席で卒業。同大学院修了。在学中、安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。

第10回 JEJU International Brass Competitionにて日本人ホルン奏者初となる国際コンクール優勝者となる。

第77回日本音楽コンクール第3位、第80回第2位。第8回東京音楽コンクール金管部門第2位。日本管打楽器コンクールでも上位入賞を果たす。その他受賞多数。

日本フィル、群響、東響、芸大フィル、仙台フィル、Jeju Symphony Orchestraと共演。

小澤征爾音楽塾、PMF参加。霧島音楽祭に招待される。NHK-FM名曲リサイタルやFM高崎で収録。

現在までにホルンを須田一之、西條貴人、守山光三、松崎裕、日高剛、Christian

Lampertの各氏に師事。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を経て、現在、群馬交響楽団第一ホルン奏者。

鈴木優(ホルン)

群馬県出身。東京藝術大学卒業。

小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅩⅠ蝶々夫人に参加。
JTアートホールアフィニスにて期待の音大生によるアフタヌーンコンサート又、校内オーディションに合格し第39回室内楽定期演奏会に金管五重奏として出演。2014年ヤマハ新人演奏会に出演。

これまでにホルンを高橋臣宜、守山光三、日高剛、西條貴人、伴野涼介の各氏に師事。

現在、東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。(芸大フィルハーモニアホルン奏者)

小山莉絵(ファゴット)

1991年4月9日、ドイツ・シュトゥットガルトで生まれる。2001年9歳からファゴットを父・小山昭雄のもとで始める。

第62回ミュンヘン国際音楽コンクール、ファゴット部門で最高位の2位(1位該当者なし)とコンクール委嘱新作最優秀賞受賞(2013年9月)。ファイ ツ・アンサンブル(木管4重奏団)で第2回ブラウンシュヴァイク国際音楽コンクールにおいて1位受賞(2013年9月)。第37回ドイツ音楽コンクール、 ファゴット部門優勝・総合グランプリ受賞(2012年3月)。第57回全ドイツ音楽大学コンクール・ファゴット部門において最年少の18歳で優勝 (2009年5月)。ポーランド、第3回国際アカデミーオーボエ・ファゴットコンクール1位、現代音楽好演賞、特別賞を受賞(2008年5月)。 DAAD(ドイツ文部省、ドイツ国際交流基金)コンクールにて最年少で1位受賞(2007年4月)。ドイツ、イリス・マルクワートコンクール1位 (2008年4月)、ドイツ文部省主催ユーゲント音楽コンクールにて12回の1位受賞(2003年~2009年)、第10回神戸国際学生音楽コンクール1 位・最優秀賞受賞、神戸市長賞受賞と副賞、トロフィー授与(2005年1月)。第3回、第6回日、第9回日本管打楽器ジュニアコンクールで第1位金賞を受 賞した(2002年・2005年・2008年)これまで参加した24のコンクール全てで最高位受賞。

また、ファゴット協奏曲ソリストとして、フランクフルト国立管弦楽団、ミュンヘン放送オーケストラ、ミュンヘン室内オーケストラ、ボン・ベートーベン管弦 楽団、ハイデルベルグ市立管弦楽団、ドイツ放送管弦楽団、ポーランド室内管弦楽団、トルコ・イズミヤ国立交響楽団、ルーマニア管弦楽団、ソウル室内管弦楽 団、大阪交響楽団、オランダ・ハイドン室内管弦楽団、トランシルバニア管弦楽団、シュツットガルト室内管弦楽団、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン交響楽 団、南西ドイツ室内オーケストラ他と共演、ベルリンフィルハーモニーホール、ベルリン・コンサートホール、アムステルダム・コンセルトへボウホール、 ウィーン楽友協会ホール、プラハ・ルドルフィヌム(芸術家の家)、ハンガリー国立ホール、台北・蒋介石メモリアルホール、ベトナム・ハノイとホーチミン音 楽ホールなどの国際舞台にソロ演奏経験を積む。音楽祭では、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、プラハの春、ドイツ3大音楽祭1つのメクレンブルグ・ フォアポンメルン音楽祭、イタリア・ヒンデミット音楽祭、フランス・プロヴァンス音楽祭、ハンガリー・ブダペスト音楽ホール音楽祭、台湾ライジング・ス ター・フェスティヴァルなどに多数のソリスト・室内楽の招待を受ける。ドイツ・シュパールカッセ銀行ハーシス会長より助成金を授与、文部大臣アンネッテ、 シャーヴァン博士より賞状、州立銀行より賞金授与。ユルゲン・ポント財団(ドレスナー銀行)より3年間の奨学金、副賞の数多くのソロコンサート出演、ドイ ツ音楽財団より賞金を授与。2014年/2015年にはドイツ音楽財団主催の「ドイツ選抜若手音楽家」に選ばれ、40回から50回に上るリサイタルを開催 予定。2010年9月より公益財団法人ローム・ミュージックファンデーションの奨学生。2010年にファゴットリサイタルの初CDをドイツにて製作し、日 本ではマーキュリー社が発売元。2013年11月にファゴット協奏曲CDを南西ドイツ室内オーケストラとセバスティアン・テヴィンケル指揮でリリース。 2015年1月にリサイタルCD をリリース。現在ドイツ在住。

依田晃宣(ファゴット)

東京生まれ。東京藝術大学音楽学部卒業。卒業時にヤマハ管楽器新人演奏会出演。ファゴットを津田雄三、吉田将、岡本正之、岡崎耕治の各氏に師事。

これまでにサイトウキネンフェスティバル、宮崎国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、水戸室内管弦楽団、東京のオペラの森、ア ルジェリア国際交響楽フェスティバル等、国内外の音楽祭や演奏会に数多く出演。第3回水戸室内管弦楽団ヨーロッパ演奏旅行に参加。その他、国内各地のオー ケストラで客演首席奏者として、また横浜シンフォニエッタ、ファゴットアンサンブル「メイプルズ」、アンサンブル東風、各メンバーとして、幅広い分野で活 動している。現在、東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師、藝大フィルハーモニアファゴット奏者。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。

出演者からのメッセージ

 本日は、長い歴史のある日本モーツァルト協会の会員の皆様に、演奏を聴いていただく機会をいただき、大変光栄に思っております。
 僕はたまたまクラリネット奏者になりました。クラリネットという楽器の魅力を初めて魅せた人は間違いなくモーツァルトだったのです。彼は父であるレオポ ルト・モーツァルトに送った手紙に、「この楽器と出会えたことは、天に登ってしまう様な衝撃的な出会いである」という手紙を送っています。クラリネット奏 者である僕にとってモーツァルトはなくてならない存在です。
 そんなモーツァルトがクラリネットを含め作った八重奏を僕が心から尊敬する仲間と、さらにモーツァルトを心から愛してるお客様の前で演奏できることは幸せでしかありません。
 この大作曲家に感謝の気持ちを込めて演奏したいと思います。

吉田 誠

アンコール

セレナーデ 変ホ長調 K375より第5楽章

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。