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2017年第588回例会(2017/4/26)

演奏会概要

  • 時 間

    2017年04月26日(水) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券(臨時会員券):5,000円
    ※前売券:予定枚数終了
    ※当日券:17時45分から販売

アンヌ・ケフェレック Anne Queffélec(ピアノ)

PROGRAMM

《1783年のピアニズム》

▶ピアノ・ソナタ へ長調 K332
  Sonate in F K332
▶ピアノ・ソナタ イ長調「トルコ行進曲付き」K331
  Sonate in A K331 
▶デュポールの主題による9つの変奏曲 ニ長調 K573
  Neun Variationen in D über ein Menuett von J.P.Duport K573
▶ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K333
  Sonate in B K333

※当初発表したプログラムの順番に変更が生じました。チラシに掲載されている曲順と異なりますので、ご了承ください。

出演者のメッセージ

 日本モーツァルト協会の皆様と、私のモーツァルトへの愛を分かち合えることを、心より幸せに思います。私たちの心を潤してくれる彼の活気に満ちた美しい音楽は、それだけで私たちを繋ぎ合わせてくれるのです。
 モーツァルトは幼い頃から私の人生の一部であり、もっともよく弾いている作曲家でもあります。彼の音楽無くして私の人生はありません。そのわけは個人的かつ不思議な理由からです。
 モーツァルトは、光、愛、平和の源です。彼の音楽は、たとえ葛藤や苦痛を伴うドラマティックな瞬間でも、決して重くなりません。彼はまさしく天才であり、人間の持つ様々な側面を表現していますが、彼の純粋な音楽は私たちの人生に救いの手を差し伸べてくれるのです。
 ウィーンには何度も足を運び、モーツァルトに親しい偉大なオーストリアの音楽家たちと交流を重ねました。バドゥラ=スコダやデームス、そしてブレンデルは本当にたくさんのことを教えてくれました。12歳の時には、母と一緒にザルツブルクのモーツァルトの生家を訪れました。クリスマスの時期で雪が降っていたのですが、とある街角でモーツァルトのような少年を見かけた気がします。特別な思い出です。
 今回のプログラムは、デュポールの変奏曲と、K331、332、333の3つのソナタを演奏します。オペラの要素があり、協奏曲の様式を持っています。これらの作品は暗くなく、しかし透明感の中に深遠さがあり、心が揺さぶられます。何度も演奏している曲ですが、弾く度に違ったディテールや終りの無い新しさが見られます。
 モーツァルトが私たちにもたらしてくれる、喜びや悲しみへの欲望といった感情の核となるエッセンスは、きっとこの先何年たっても私が掴みきれるものではないかもしれません。

アンヌ・ケフェレック

アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

 パリ生まれ。5歳の時からピアノを学び、1964年にパリ国立高等音楽院に入学。1965年ピアノ・クラスで一等賞を、翌年ジャン・ユボーの室内楽クラスでも一等賞を獲得し、首席で卒業する。その後さらに研鑽を積むため、ウィーンに留学し、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、そして特にアルフレッド・ブレンデルに師事する。1968年、優勝者をなかなか出さないことで有名なミュンヘン国際音楽コンクールにおいて、審査員満場一致で優勝を果たし、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞。一躍ヨーロッパで大きな注目を浴びる。
 1970年にウィーンでデビューし、翌年にはパリでデビューを飾った。その後、ヨーロッパ、アメリカ、日本、カナダ等世界各地でリサイタルを開き、また世界各国の主要オーケストラと共演する。これまでに、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、BBCスコティッシュ交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ハレ管弦楽団、アカデミー室内管弦楽団、ボーンマス交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ノーザン・シンフォニア、フランス国立管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、スコティッシュ・チェンバー・オーケストラ、香港フィルハーモニー管弦楽団等と、日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演している。
 指揮者では、アルミン・ジョルダン、チャールズ・グローヴズ、サー・ネヴィル・マリナー、ピエール・ブーレーズ、コリン・デイヴィス、ジョン・エリオット・ガーディナー、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、ルドルフ・バルシャイ、ジャン=クロード・カサドシュ、ローレンス・フォスター、テオドール・グシュルバウアー、ハインツ・ホリガー、マレク・ヤノフスキ、レイモンド・レパード、デイヴィッド・ジンマン等と共演している。
 またフランス各地で開かれているストラスブルク、ボルドー等の主要音楽祭に参加し、本国フランスのみならず、英国での彼女の人気と評価はとりわけ高く、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで毎年開催されるBBCプロムスに度々出演している。
 室内楽でも活躍しており、ラファエル・オレグ、オーギュスタン・デュメイ、レジス・パスキエ等とのデュオ、エンデリオン弦楽四重奏団、チリンギリアン弦楽四重奏団との共演、イモジェン・クーパーとの2台ピアノ等があげられる。
 CDは、エラート、ヴァージン・クラシックス、ミラーレ等から30枚以上リリースしている。2013年、ミラーレよりリリースした『サティと仲間たち』がディアパゾン・ドール賞を受賞。2014年にはミラーレより『ラヴェル:ピアノ協奏曲集、ドビュッシー:練習曲集、フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集』(アラン・ロンバール指揮ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、アルミン・ジョルダン指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、ヴァイオリン:エール・アモイヤル)を、2015年にはエラートよりスカルラッティのピアノ・ソナタ(再録音)をリリースした。また、映画「アマデウス」ではサー・ネヴィル・マリナーとの共演でピアノ協奏曲を演奏し、話題となった。
 近年は、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(熱狂の日)」音楽祭のメイン・ゲストとして高い人気を誇る。ピアニストとしての活動に対して、フランス政府より芸術文化勲章オフィシエが授与された。

アンコール

エリック・サティ作曲:グノシェンヌ 第1番

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券)は日本モーツァルト協会03-5467-0626、パシフィック・コンサート・マネジメント03-3552-3831にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。