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2017年第594回例会(2017/12/4)

演奏会概要

  • 時 間

    2017年12月04日(月) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券:全自由席 5,000円
    (学生2,000円)
    ※当日券17:45より販売(学生券あり)

アレクサンダー・クリッヒェル Alexander Krichel(ピアノ)
長原幸太 Kota Nagahara(ヴァイオリン)
篠原智子 Tomoko Shinohara(ヴァイオリン)
長岡聡季 Satoki Nagaoka(ヴィオラ)
門脇大樹 Hiroki Kadowaki(チェロ)

PROGRAMM

《室内楽によるピアノ協奏曲》

▶ピアノ・ソナタ ニ長調 K284「デュルニッツ」
  Sonate in D K284
▶ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K449(ピアノ五重奏版)
  Konzert in Es K449
▶ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K414(ピアノ五重奏版)
  Konzert in A K414

出演者のメッセージ

 皆様を前に演奏させて頂けることをこの上なく光栄に思います。素晴らしい演奏家の皆さんと、私にとって初めての『全曲モーツァルト演奏会』を共演させて頂くのをとても楽しみにしています。

 子どもの頃からモーツァルトの音楽を大切に思ってきました。その純粋で遊び心のある音楽に、瞬く間に惹き込まれてしまいました。

 彼の作品は、たとえピアノ・ソナタであってもオーケストラ作品のように捉える必要があります。常に様々な楽器を模した音が登場するので、それらを忠実にピアノで再現しなければならないのです。明るくいきいきと、しかし基礎と深みを失わないことがモーツァルトのひとつの特色であり、彼の存在を唯一無二にしているのです。

 「ピアノ協奏曲 第12番 K414」は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でもっとも美しいものと言えるでしょう。私もその美しさに惹かれ、ソニーからのセカンド・アルバムに収録いたしました。この曲の美しさは、そのシンプルさと、わずかな音でいかに重要なメッセージを届けているかということにあるのです。

 また、K414と同様に「ピアノ協奏曲 第14番 K449」をピアノ五重奏版で演奏できることが本当に楽しみです。両方ともモーツァルト自身が認めた編曲なのです!

 この2つの協奏曲の前に、モーツァルトの「ピアノ・ソナタ  ニ長調 K284」を演奏します。これは初期の作品ですが、彼が残したピアノ・ソナタの中でも最も長い曲のひとつです。特に第3楽章〈主題と変奏〉にはジョコーソの特徴がこれでもかと登場しますが、そこに演奏家かつ即興詩人であったモーツァルトの人物像を垣間見ることができます。

 このコンサートを、私と同じくらい皆様にもお楽しみいただければ幸いです。ありがとうございます!(arigato gozaimas!)

                    アレクサンダー・クリッヒェル

アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ)

 1989年、ハンブルク生まれ。6歳でピアノを始める。15歳よりハンブルク音楽・演劇大学で学び、その後ハノーファー音楽・演劇大学でウラディミール・クライネフに、ロンドンの王立音楽大学でドミトリー・アレクセーエフに師事。
 2011年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、2013年エコークラシック賞の「ニューカマー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。これまでにリリースした『春の夜~メンデルスゾーン、シューベルト、リスト、シューマン:ピアノ作品集』、『ショパン、フンメル、モーツァルト』(ヴォイチェフ・ライスキ指揮/ポーランド室内フィル)、『ラフマニノフ:楽興の時、ピアノ協奏曲第2番』(ミヒャエル・ザンデルリンク指揮/ドレスデン・フィル)はいずれも高い評価を獲得し、2017年には『鏡~ラヴェル:ピアノ作品集』をリリース。また、テロス・ミュージックからは自身のデビュー録音である『洞察~クリッヒェル・プレイズ・リスト』がリリースされた。
 これまでに、ジョナサン・ノット指揮バンベルク響、アントニオ・メンデス指揮hr放送響、アレクサンダー・マルコヴィッチ/ミヒャエル・シェーンヴァント指揮ブレーメン・フィル、ガブリエル・フェルツ指揮ドルトムント・フィル、ポーランド室内フィル、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団、ルーマニア・ロイヤル・カメラータ、ベネズエラ国立フィル等共演している。この他、アンドルー・リットン、ヴォイチェク・ライスキ、ルーベン・ガザリアン、ヨハネス・ヴィルトナー等の指揮者と共演している。
 ラインガウ、メクレンブルク・フォアポンメルン、シュヴェツィンゲン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン等の著名音楽祭にも登場している。
 数学オリンピックやドイツの連邦外国語コンクール、生物学の分野での研究活動におけるドイツ連邦コンクール等でも優秀な成績を残す。

長原幸太(ヴァイオリン)

 東京藝術大学音楽学部付属高校を卒業後、同大学に進学。ジュリアード音楽院でも学ぶ。全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位。第6回ヴィニエアフスキー国際コンクール17歳以下の部第3位。第67回日本音楽コンクール最年少優勝。レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。これまでに村上直子、小栗まち絵、工藤千博、澤 和樹、ロバート・マンの各氏に師事。12歳で東京交響楽団と共演し、その後は日本各地の主要オーケストラ、小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶、ゲルハルト・ボッセ等の名指揮者と共演。セイジ・オザワ松本フェスティバル、アルゲリッチ国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等、各地の音楽祭にも度々出演しているほか、海外では英国の湖水地方で開催されている「夏の音楽祭」、「ライディール音楽祭」に招かれ高い評価を得ている。大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターを経て、現在、読売日本交響楽団コンサートマスターを務めている。

篠原智子(ヴァイオリン)

 桐朋学園大学音楽学部弦楽器科卒業。同研究科修了。第49回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位。東儀賞、兎束賞を受賞。第10回摂津音楽祭金賞あわせて大阪府知事賞受賞。 第7回日本モーツァルトコンクール入賞。 第3回名古屋国際音楽コンクール奨励賞、ヤマハ賞受賞。 日本センチュリー交響楽団、千里市民管弦楽団と共演のほか、ソロ・リサイタルを開催。 サイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトに参加。セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京のオペラの森、カザルスホールのヴィオラスペースやプロジェクトQ、PMF音楽祭、水戸室内管弦楽団等に参加。 これまでに、久保田良作、辻井 淳、小栗まち絵、名倉淑子、堀 正文の各氏に師事。現在、東京都交響楽団団員。

長岡聡季(ヴィオラ)

 東京藝術大学音楽学部付属高校、同大学を経て、同大学院室内楽科修士課程修了。大学院室内楽科博士後期課程ではシューベルトの室内楽曲を研究し修了、博士号(音楽)取得。東京藝術大学室内楽科非常勤講師を経て、現在北海道教育大学岩見沢校音楽文化専攻特任准教授を務める。横浜シンフォニエッタのシーズンメンバー及びコンサートマスターを務めるほか、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、神戸市室内合奏団、群馬交響楽団にてゲスト・コンサートマスター、また東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団など、各地のオーケストラにて客演首席奏者を務める。オリジナル楽器奏者としても、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアードなど、国内の主要な団体に参加し、近年は合唱指揮者としても活動の幅を広げている。

門脇大樹(チェロ) 

 東京藝術大学音楽学部付属高校を経て、同大学卒業。日本クラシック音楽コンクール第1位・及びグランプリ。第5回ビバホールチェロコンクール第3位。読売新人演奏会出演。第74回日本音楽コンクール第3位。ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位。サイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトに参加。東京藝術大学卒業後、ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、イタリアへ留学。2009年夏に開催されたフィルハーモニカ・イタリアーナのオペラ・フェスティバルでは、首席をつとめる。その後オランダへ渡り、アムステルダム国立音楽院にて研鑽を積む。マーティン・モステルト、ダニエル・エッサーに師事しながら、アンナー・ビルスマのマスタークラスを受講。現在東京音楽大学伴奏科、東京藝術大学非常勤講師。神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
パシフィック・コンサート・マネジメント 03-3552-3831
日本モーツァルト協会 03-5467-0626

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。