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【CD】コンサート・アリア集

コンサート・アリア集

1983年に発売された”コンサート・アリア全集”から
エディタ・グルベローヴァとルチア・ポップ
2人の担当部分だけをまとめた名盤をCD単独で初復刻!
単売LPリリース時の各曲順で収録。

 「モーツァルトのコンサート・アリア全集」より、グルベローヴァとポップ、それぞれのコンサート・アリアを、単独でCDとしては初セット化。元となった全集は、1983年に海外盤のLP5枚組で発売され、国内ではCD4枚組で1991年に一度だけリリースされたもので、市場では貴重なBOXとなっています。

 この「モーツァルトのコンサート・アリア全集」は、DGとオーストリア放送協会(ORF)、モーツァルテウム財団の3団体が共同で制作したもので、新モーツァルト全集に収められた独唱のための44曲のアリアを、ソプラノ4人、アルト1人、テノール3人、バス2人、計10人の歌手が分担し、レオポルト・ハーガー指揮のザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団がすべて演奏して録音された大プロジェクトでした。これらの音源のなかで、LP時代にもこの2人のみ、単独でスピン・アウトされていました。

 この録音時のグルベローヴァはコロラトゥーラ・ソプラノの第一人者として世界的に名声を博しはじめた時期にあたり、テクニックを聴かせるこれらの曲においても、まさに実力を発揮しやすかったと言えます。その後の活躍は言うに及ばず、元々通俗的な曲でありながらもグルベローヴァならではの感性で芸術的な高みにまで持っていく様をこのアルバムでは感じさせるほどの素晴らしい出来です。

 一方ポップも元々コロラトゥーラを得意としており、この時期にはリリックな役どころを中心にしていたとはいえ、その実力は確かなものであったことがこの録音でわかります。それぞれ別の個性を持ちながらも、強力なファンの方々に支え続けられていることが頷ける内容です。今回の再発では表のジャケットにはグルベローヴァを、解説書の裏面にはカラーでポップのジャケット・デザインを掲載しました。新規で山崎浩太郎氏により序文解説も掲載。尚、歌詞対訳は付属されていません。尚、今回のVintage+plus Vol.27は全7タイトルを発売します。 

コンサート・アリア集<タワーレコード限定>

【曲目】
[CD1]
1. 〈私は気にとめない〉K74b
2. 〈数知れぬ憂苦に〉K88
3. 〈テッサーリアの人々よ!〉-〈私はお願いしません、永遠なる神よ〉K16
4. 〈いえ、いえ、あなたにはむりなこと〉K419
5. 〈おお、運命の星よ、何をしたのか〉-〈岸は近いと信じ〉K368
6. 〈わがいとしの希望よ〉-〈ああ、わかってはくれないだろうね〉K416
7. 〈神よ、あなたにお伝えできれば〉K418
8. 〈ああ、やさしい星よ、もし天に〉K538

[CD2]
9. 〈愛し合うベレニーチェとヴォロジェーゾに〉-〈今日ここに昇る太陽よ〉K70
10. 〈どうぞ、いとしい人よ〉K78
11. 〈おお、無分別なアルバーチェよ〉-〈父君のこの抱擁にかけて〉K79
12. 〈もう良いの、あなたの勝ちです〉-〈ああ、捨てないでください、どうぞ〉K486a
13. 〈ああ、わたしの思ったとおりだわ〉-〈ああ、どこかえ消えておしまい〉K272
14. 〈アルカンドロ、告白するが〉-〈私は知らない、どこからくるのか〉K294
15. 〈私の感謝をお受け下さい、慈悲の人よ〉K383
16. 〈わからないわ、どうしたの〉K582

【演奏】
エディタ・グルベローヴァ[CD1] (ソプラノ)
ルチア・ポップ[CD2](ソプラノ)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
レオポルト・ハーガー(指揮)

【録音】
1980~1981年頃 ウィーン

【原盤】
Deutsche Grammophon

【レーベル】
TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus

【品番】
PROC-2189

※ 歌詞対訳なし
※ 単独ではCD初セット化
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケットも掲載)
※ 解説:山崎浩太郎氏他、作品解説含む解説書合計8ページ

(以上、タワーレコードより)

 

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https://tower.jp/article/feature_item/2018/11/07/1110