レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ Les Vents Romantiques Tokyo
平井千絵 Chie Hirai(フォルテピアノ)
三宮正満 Masamitsu San’nomiya(オーボエ)
満江菜穂子 Nahoko Mitsue(クラリネット)
福川伸陽 Nobuaki Fukukawa(ホルン)
村上由紀子 Yukiko Murakami(ファゴット)
《ヴォルフガングとルートヴィヒ》
▶カッサシオン 変ホ長調 KAnh.C17.11 第1楽章(J.G.リックル)
Kassation in Es KAnh.C17.11 Ⅰ.Adagio-Allegro
▶ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16(L.v.ベートーヴェン)
Quintett in Es für Klavier, Oboe, Klarinette, Horn und Fagott Op.16
▶アダージョ ロ短調 K540
Adagio in h K540
▶ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K452
Quintett in Es für Klavier, Oboe, Klarinette, Horn und Fagott K452
*使用フォルテピアノ
A.ヴァルター 1795年ウィーン(2023年 太田垣至製作)
2021年、バッハ・コレギウム・ジャパン首席オーボエ奏者・三宮正満と元NHK 交響楽団首席ホルン奏者・福川伸陽が発起人となり結成。バッハ・コレギウム・ジャパン、オルケストル・アヴァン=ギャルド等の主要メンバーで構成され、特定の編成に縛られることなく、バロック〜古典派〜ロマン派の幅広いレパートリーを、それぞれの時代と地域に相応しい楽器で演奏する。古楽とモダンの垣根を越え、各界最高峰で活躍するプレイヤーたちが奏でる自由でエネルギッシュな音楽、そして希少なオリジナル楽器のサウンドは特筆に値する。2022年、ヘンデル作曲「王宮の花火の音楽」を初演時の管楽編成で日本初演。コジマ録音よりモーツァルト&ベートーヴェンの「木管八重奏」と「ピアノ五重奏曲」のCDをリリース。
桐朋学園大学ピアノ科卒業後、フォルテピアノの幻想的な音色と出会い、オランダ政府給費留学生、文化庁在外派遣研修員としてオランダ王立音楽院フォルテピアノ科で学び、修士課程を首席で卒業。在学中に、欧州での演奏活動を開始。主要な国際音楽祭、テレビやラジオ(フランス放送、オーストリア国営放送など) に、ソリスト、 室内楽奏者として出演し、「その透明で軽やかな真珠のような演奏は、彼女の音楽的直感と衒いのない名人芸を伝えた」(Wiener Zeitung)など各国のメディアで絶賛された。チェロの鈴木秀美氏とのデュオで、2006年文化庁芸術祭優秀賞を受賞。これまでに国内外で15枚のアルバムをリリース。ルネサンスから現代までの作品を時代に捉われない感性で編んだ「Dream」をはじめ、現在進行中の、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音『Mozart Speaks』は、各方面で高く評価される。YIAP国際コンクール(ベルギー) 第1位、ブルージュ国際古楽コンクール第3位、ファン・ヴァッセ ナール国際室内楽コンクール第3位。東京藝術大学古楽科、国立音楽大学、各非常勤講師。浅間山の麓、佐久市在住。
中学時代、バロック・オーボエのサウンドに魅了され、本間正史氏に師事。その後、モダン・オーボエを本間正史、吉成行蔵、蠣崎耕三の各氏に師事。1995年、武蔵野音楽大学卒業。在学中より演奏活動を始め、数々のオーケストラで演奏。バロック&クラシカル・オーボエプレーヤーとして、ソロ、室内楽、オーケストラを中心に活動。ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。’96年より「バッハ・コレギウム・ジャパン」J.S.バッハ=カンタータ全曲レコーディングに参加し、数々のオーボエ・オブリガートを演奏。ソリストとしてカーネギーホール、プラハの春音楽祭などに出演。2002年より東京藝術大学古楽科講師として後進の指導にもあたっている。’08年より田村次男氏、’22年から石舘知子氏と共にバロックオーボエを製作している。ソロアルバム「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」「19世紀パリのオーボエ作品集」「ヴィダーケア・デュオソナタ集」をリリース。今まで100枚以上のCD録音に参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-BS「クラシック倶楽部」等に出演。現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」首席オーボエ奏者。東京藝術大学古楽科講師。「Les Vents Romantiques Tokyo」主宰。
昭和音楽大学器楽学科演奏家コースを卒業後、同大学院修士課程を学長賞を受賞し修了。ヤングクラリネッティストコンクール、日本クラリネットコンクールなどのコンクールに入賞・入選。オランダ デン・ハーグ王立音楽院古楽科を修了。歴史的クラリネットの第一人者E.ホープリッチ氏に師事。ヨーロッパ滞在中には、ブリュッヘン指揮「18世紀オーケストラ」や、ヤコブス指揮「フライブルク・バロック・オーケストラ」をはじめとするオーケストラなどで演奏。帰国後、東京文化会館において有田正広指揮クラシカルプレイヤーズ東京とモーツァルトの協奏曲を共演。作曲当時のバセット・クラリネットの復元楽器を使用した演奏は、「音楽の友」の演奏会評などで高く評価された。現在、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」「バッハ・コレギウム・ジャパン」などのオーケストラで活動するほか、「レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ」の室内楽公演に参加。「モーツァルト・ベートーヴェンの木管八重奏」「フォルテピアノと管楽器のための五重奏曲」のCDをリリース。現在、昭和音楽大学専任講師ならびに東京芸術大学非常勤講師として後進の指導にあたる。
私は彼をこう称える。素晴らしい演奏家であり、芸術家だ―リッカルド・ムーティ― 天賦の才とカリスマ性を持った音楽家である―パーヴォ・ヤルヴィ― 世界的に活躍している音楽家の一人。NHK 交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。第 77 回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。ソリストとして NHK 交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団他と共演している。日本各地やアメリカ・ヨーロッパなどに数多く招かれており、「la Biennale diVenezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にも多数出演。その演奏は多方面にインスピレーションを与え、久石譲や藤倉大をはじめとする多くの作曲家が彼のために作品を捧げている。キングレコードよりモーツァルトのホルン協奏曲全曲、4枚のソロ CD、リヒャルト・シュトラウス ホルン作品集の CD をリリースし、音楽之友社刊「レコード藝術」誌上にて特選版に選ばれている。東京音楽大学准教授。洗足学園音楽大学、大阪音楽大学、エリザベト音楽大学の客員教授。
福岡教育大学音楽科卒業後、東京藝術大学別科及び大学院にて岡崎耕治氏に師事。オランダ王立デンハーグ音楽院にてヒストリカルファゴットをドナ・アグレル氏に師事。現在オランダに在住しヨーロッパを中心に室内楽やオーケストラのメンバーとして活動中。これまでに18世紀オーケストラ、オランダバッハ協会、La Petite Bande、Ricercare Consort、Il Fondamento、Anima Eterna、Feiburger Barockorchester、Musica Antiqua Köln、Collegium1704、Capella Cracoviensis、Le Cercle de l’Harmonie その他にてツアーや録音等に参加。バッハコレギウムジャパンのカンタータ全曲録音においても多数の録音を残している。2022年にレヴァン・ロマンティック・トウキョウのメンバーとしてモーツァルトとベートーヴェンの管楽8重奏とピアノ5重奏のCDをリリース。Ensemble Les Timbres と録音したテレマンの「6つのトリオ(1718年)」が今年6月Floraレーベルよりリリースされた。
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(平日)
※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い
※ やむを得ない事情により出演者・プログラムを変更する場合がございます。ご了承ください。
※ 10歳未満の方の入場はご遠慮ください。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りいたします。