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2018年第598回例会(2018/4/26)

演奏会概要

  • 時 間

    2018年04月26日(木) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券:全自由席 5,000円
    (学生2,000円)
    ※当日券17時45分より販売(学生券あり)

エフゲニー・ザラフィアンツ Evgeny Zarafiants(ピアノ)

 

PROGRAMM

《ザラフィアンツ 秘曲を弾く》

▶幻想曲 ハ短調 K396
  Fantasie in c K396
▶ソナタ 変ロ長調 K498a
  Sonate in B K498a
▶幻想曲 ニ短調 K397
  Fantasie in d K397
▶ロンド イ短調 K511
  Rondo in a K511
▶ロンド ニ長調 K485
  Rondo in D K485
▶アダージョ ロ短調 K540
  Adagio in h K540
▶アレグロ ト短調 K312
  Sonatensatz:Allegro in g K312

出演者のメッセージ

 この度、モーツァルトを愛する皆さまと、ひととき、美しい旋律の調べに心かよわす機会をいただきましたこと心より感謝申し上げます。演奏の時が大変待ち遠しく、心踊らせている次第です。

 演奏する曲は、演奏会のタイトルにもあるとおり、秘曲と呼べるもので、一般にはあまり知られていないため演奏の機会も少ないものと思われますが、今回皆さまにご披露いたしたく敢えて選曲いたしました。しかし、これらの曲については、本当に全てがモーツァルトの作品であるのかどうか、実は疑念を抱いております。数あるモーツァルト作とされるマイナーな曲の中には、一部そうでないものも紛れているのではないかと考えております。

 歴史上の記録が曖昧で、作曲者が不詳または憶測により伝えられている曲は多く存在していると思われますが、楽譜に「モーツァルト」という作曲者名が記載されたが故に、現在まで弾き継がれているというケースも少なからずあるかもしれません。逆に言えば、美しい曲の数々が無名の作曲者であるが故に誰にも弾き継がれることなく、歴史の経過という波の中に消えていっているということも多く存在しているのではないかと思っております。

 私はこのような音楽の深淵に、畏怖と崇拝の気持ちを感ぜずにはいられません。心に響く美は奥深く、崇高、永遠であり、いにしえの作曲者の想いを感じ得た時、無限に広がる感銘は止まるところを知りません。モーツァルトを弾く時、私は特にこのことを強く感じるのです。美の追求の目眩に襲われるような、心地よく、苦しいような陶酔です。

 作曲者による「ハーモニーの神髄」と言えるような、極限の美とユニークな旋律を奏でる幸せを、皆様にも感じていただきますことを心より願っております。お楽しみいただけましたら幸いです。

 EVGENY ZARAFIANTS
(エフゲニー ザラフィアンツ)

 

エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)

 1959年ロシア共和国のノヴォシビルスクに生まれ、音楽家の両親に育てられる。8歳の年にロシアで最高の音楽教育機関モスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学、英才教育を受ける。ミハイル・プレトニョフ、イーヴォ・ポゴレリッチは同校での学友で少年時代の一時期を共に過ごした。
 1975年グネーシン音楽学院に進学、以降オルスク音楽院、グリンカ音楽院・大学院とすべて首席で卒業。この間、全ロシア・ピアノコンクール、ラフマニノフ・ピアノコンクールなどで入賞する。
 1993年にポゴレリッチ国際ソロ・ピアノコンクール(米国カリフォルニア州パサデナ)で第2位となり注目される。その後、住居をクロアチア共和国に移し、ミルコヴィッチアカデミー教授、ザグレブ国立音楽院講師を経て、ドイツや日本を中心として演奏活動を行う。
 2004年ロシア・フィルハーモニーとチャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番を、2005年にチェコ・プラハ管弦楽団とベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番を、2006年にはザグレブ・フィルハーモニーとラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番を共演する。
 2007年には来日10周年記念イベントとして東京紀尾井ホールでのリサイタルの他、日本各地で公演し成功を収める。
 2017年3月にESOTERIC社創立30周年記念事業の一環として企画されたCD制作に抜擢されベートーヴェン/ピアノ・ソナタ(月光・告別)等を録音、国内外にリリースした。同盤は極めて高い評価を受け予約で完売になるなど絶賛された。
 2017年11月には来日20周年記念リサイタルを東京文化会館小ホール等で行っている。
 ザラフィアンツの類まれな美しい響きと精神性の高い深く心に染み入る音の世界は常に聴衆に深い感銘を与え、「ピアノの詩人」として益々その評価を高めている。
 2015年4月から愛知県立芸術大学のピアノ科客員教授として招聘され教鞭を執る他、公開レッスンなど日本語での熱心できめの細かい指導も評価されている。
 現在の活動の拠点は日本で、日本の伝統文化、生活環境を好む。

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

アンコール

アンダンティーノ 変ホ長調 K236

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。