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2020年第619回例会(2020/5/26)

演奏会概要

  • 時 間

    2020年05月26日(火) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    【公演中止】

アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ)【公演中止】

公演中止のお知らせ

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会員をはじめご来場される皆様の安全・安心を第一に考え、現在の状況や政府からの自粛要請など総合的に判断し、2020年5月26日の公演をやむなく中止することにいたしました。
 この公演を楽しみにしてくださった皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会

2020年4月20日掲載

チケットの払い戻しについて

【東京文化会館チケットサービスでチケットを購入された皆様へ】

この公演の中止に伴いチケット(臨時会員券)の払い戻しを承ります。
5月29日(金)までに以下のものを当協会まで郵便でお送りください。

・チケット
・お客様の氏名・連絡先(住所・携帯電話の番号など)を明記したメモ
・振込先〔銀行名・支店名・口座番号・口座名義(カタカナ)〕を明記したメモ

※チケットをお送りいただいた際の郵送料として84円を加えた金額を払い戻しいたします。
※現金での払い戻しは受け付けておりません。

〈送付先〉
〒150-0011 東京都渋谷区東1-4-1尚豊ビル307
日本モーツァルト協会

(*会員の方は振込先のメモ等を協会事務局に郵送する必要はありません。下記「会員の皆様へ」をご覧ください)

お客様にはご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会

2020年4月20日掲載

会員の皆様へ

 上記の「チケットの払い戻しについて」は、プレイガイド等で非会員のチケット(臨時会員券)を購入されたお客様への告知です。誤って振込先のメモ等を協会事務局にお送りにならないようお願いいたします

 3月4日・4月20日の例会に続いて5月26日の例会も中止することとなり、会員の皆様には大変申し訳ございませんが、事情ご賢察賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 今後の対応につきましては、改めてご連絡申し上げます。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会

2020年4月20日掲載

出演

アレクサンダー・クリッヒェル Alexander Krichel(ピアノ)

NHK交響楽団メンバー
 森田昌弘 Masahiro Morita(ヴァイオリン)
 三又治彦 Haruhiko Mimata(ヴァイオリン)
 御法川雄矢 Yuya Minorikawa(ヴィオラ)
 宮坂拡志 Hiroshi Miyasaka(チェロ)

PROGRAMM

《室内楽によるピアノ協奏曲 Ⅱ》

▶「リゾンは森で眠っていた」の主題による変奏曲 ハ長調 K264
 9 Variationen in C über “Lison dormait” aus Dezède’s “Julie” K264
▶ピアノ協奏曲 第11番 へ長調 K413(ピアノ五重奏版)
 Klavierkonzert in F K413
▶ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K415(ピアノ五重奏版)
 Klavierkonzert in C K415

出演者からのメッセージ

日本モーツァルト協会の皆さま

 まず初めに、再び例会にお呼びいただいたことに深く感謝申し上げます。前回のコンサートでは本当に演奏していて楽しく、また皆さまとモーツァルトの素晴らしい音楽を分かち合えることが楽しみでなりません。

 モーツァルトはいつの時も私にとって特別な存在です。その音楽の内実には偉大さがあるにもかかわらず、技術的にはキャリアのごく早い時期に弾くことができ、高い志を持つ若い音楽家に多くのことを授けてくれるのです。おそらく皆さんもご存知でしょうが、名ピアニストのアルトゥール・シュナーベルがモーツァルトのピアノ・ソナタについてこんな言葉を残しています。「子どもが弾くには易しすぎ、アーティストが弾くには難しすぎる」と。モーツァルトは、他の作曲家がたくさん音符を使ってやっと表したことを、ほんの少しの音符でそれ以上に表現することができました。K488のイ長調のピアノ協奏曲をつい最近演奏したのですが、その第2楽章を弾いていて今一度気が付いたことがあります。まさに魔法のよう!今回お届けする作品は特別で、いずれもピアノ五重奏で演奏することができるのです。この五重奏版はモーツァルト自身も認めていたもので、ピアノ協奏曲のK413、414、415、449がこの編成で演奏できます。前回はこのうち2曲を演奏しましたので、今回は残りの2曲を皆さまにお聴きいただけたらと思います。

 これらのピアノ五重奏版では、モーツァルトの哲学をご覧いただけるでしょう。ピアニストはソリストでもありつつ、室内楽奏者としての役割が大きく求められ、これはオーケストラとの演奏でも同じことなのですが、一緒に音楽を奏でる他の演奏家たちより優れているなどといったことではないのです。

 この唯一無二のコンサートを心から楽しみにしていると共に、私と同じように皆さまにもお楽しみいただけたら嬉しいです。

 素敵なモーツァルトの夜をお過ごしください!

アレクサンダー・クリッヒェル

アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ)

 今日の若きピアニストの中でも最も将来を約束された、思慮深いピアニストとして、確固たる地位を確立している。ソニー・クラシカルと専属契約を結び、5枚のアルバムをリリース。エコークラシック賞「ニューカマー・オブ・ザ・イヤー」に輝くなど、高く評価されている。
 これまでに、ジョナサン・ノット指揮バンベルク響、アントニオ・メンデス指揮hr放送響、ミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルのほか、サンクトペテルブルク響、ブレーメン・フィル、ポーランド室内フィル、ベネズエラ国立フィル、ルーマニア・ロイヤル・カメラータ等、日本では東響、京都市響、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演している。
 リサイタルでは、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ベルリン・フィルハーモニー、ミュンヘン・ヘラクレス・ザール、ケルン・フィルハーモニー、チューリッヒ・トーンハレ、デュッセルドルフ・トーンハレ、ウィーン・コンツェルトハウス、シュトゥットガルト・リーダーハレ等に登場し、ラインガウ、メクレンブルク=フォアポンメルン、シュヴェツィンゲン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン等の著名音楽祭に参加している。
 また室内楽では、アルブレヒト・マイヤー、クラウス・フロリアン・フォークト、ガブリエル・シュヴァーベ、キリル・トルソフ、フェリックス・クリーザー、シグナム四重奏団等と共演する。
 ハンブルク生まれ。ハンブルク音楽・演劇大学のプレカレッジで学んだ後、ハノーファー音楽・演劇大学でウラディミール・クライネフに、ロンドンの王立音楽大学でドミトリー・アレクセーエフに師事した。
 音楽以外の分野でも、数学オリンピックやドイツの連邦外国語コンクール、生物学の分野での研究活動におけるドイツ連邦コンクール等でも優秀な成績を残すほか、ホスピスでの活動などにも従事している。

森田昌弘(ヴァイオリン)

 北海道出身。4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部在学中より在京オーケストラのゲスト・アシスタント・コンサートマスターなどを務め、同大学卒業後、1995年NHK交響楽団に入団。現在ヴァイオリン次席奏者。山下浩司、辰巳明子の各氏に師事。ピアノのシャルルーリシャール=アムラン、ヴァイオリンのサラ・チャン等国内外の著名なアーティストと共演や、N響メンバーによる室内合奏団他オーケストラとの協奏曲の共演も行い、いずれも好評を得た。2019NHK大河ドラマ「いだてん」等の劇伴レコーディング等、森田ストリングスのリーダーとして録音活動も行っている。桐朋学園オーケストラアカデミー、桐朋学園オーケストラの招聘講師。

三又治彦(ヴァイオリン)

 宮城県出身。桐朋学園大学音楽学部卒業。2005年、ライプツィヒ室内管弦楽団と共演。2006年NHK交響楽団に入団。現在ヴァイオリン次席奏者。2008年にはハマのJACK(現在は特定非営利活動法人)を仲間とともに立ち上げ、未来の音楽家支援プロジェクト「金の卵ソリストオーディション」、家族で楽しめる音楽プロジェクト、こどもや障碍者が楽しめる地域コンサート「クリスマスキャロル」等、精力的に音楽コンサートやワークショップを開催している。NPO法人ハマのJACK理事長。

御法川雄矢(ヴィオラ)

 10歳よりヴァイオリンを始め、その後、ヴィオラに転向。2003年桐朋学園大学音楽部卒業。在学中の2001年にピアニストの村上弦一郎氏と共にGEN室内管弦楽団を立ち上げる。2009年にNHK交響楽団入団。2011年8月エレメンツ・クァルテット台湾公演を行い地元メディアにも大きく取り上げられた。これまでにヴァイオリンを市川映子、ヴィオラを江戸純子、指揮を堤俊作、室内楽を青木十良の各氏に師事。小松亮太オルケスタ・ティピカ、エレメンツ・クァルテットのメンバーとしての活動の他、指揮者としても活躍している。

宮坂拡志(チェロ) 

 東京都出身。4歳半よりチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業を卒業。その後、N響アカデミーを経て、現在NHK交響楽団チェロ奏者。これまでにプロジェクトQ、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、小澤征爾、ロストロポーヴィッチの各氏によるコンサートキャラバン、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、軽井沢国際音楽祭等に出演。2010年アフィニス文化財団の海外研修員としてミュンヘン音楽大学へ留学。チェロを木越洋、堤剛、ウェン=シン・ヤンの各氏に師事。

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
パシフィック・コンサート・マネジメント 03-3552-3831
日本モーツァルト協会 03-5467-0626

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。