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2020年第621回例会(2020/9/24)

演奏会概要

  • 時 間

    2020年09月24日(木) 18:00開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券:全自由席 6,000円
    (学生2,000円)
    ※前売券:販売終了
    ※当日券:17時45分から販売(学生券あり)

小倉貴久子 Kikuko Ogura (フォルテピアノ)
塚田 聡 Satoshi Tsukada(ナチュラルホルン)
ピリオド楽器使用室内オーケストラ

当日券の販売について

17時45分から販売いたします。

●全自由席 一般6,000円/学生2,000円

※学生券は25歳以下の小学生・中学生・高校生・大学生・大学院生が対象となります(要学生証)。
※チケット代金のお支払いは現金のみ承ります。
※新型コロナウイルス感染症予防対策の観点から、チケット代金のお支払いにつきましては、お釣りのないよう現金をご準備いただけますと幸いです。

PROGRAMM

《いま蘇る18世紀の響き》

▶ピアノ協奏曲 第3番 ニ長調 K40
 Klavierkonzert in D K40
▶ピアノ協奏曲 第16番 ニ長調 K451
 Klavierkonzert in D K451
▶ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K412+K514
 Hornkonzert in D K412+K514
▶ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K467
 Klavierkonzert in C K467

出演者からのメッセージ

 昨年12月に閉幕したシリーズコンサート「小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》」40回全ての公演を日本モーツァルト協会で後援していただきました。改めて感謝申し上げます。演奏会をほぼ隔月に開き、節目の回には協奏曲を催してきました。モーツァルトとともに過ごした8年の歳月。シリーズ終了直後にコロナ禍となり寂しい日が続きましたが、この度、3曲のクラヴィーア協奏曲を素晴らしい共演者と演奏できることにワクワクしています。モーツァルトの得意な楽器クラヴィーアでの協奏曲は、ウィーンでのモーツァルト自主演奏会の大切な演目でした。まるでオペラの魅惑のアリアのような旋律や各楽器との対話など、愉しさ満載の協奏曲をどうぞお楽しみください。

小倉貴久子

 
 狩猟ホルンとして野外で吹かれていた楽器が、室内に持ち込まれるようなってまだ日の浅かったモーツァルトの時代のホルンは、とてもシンプルなもので、真鍮の管を巻いたものにチューニングスライドがつけられただけのものでした。それでも18世紀の半ばになるとベルの中に右手を入れて、その手を開け閉めすることにより倍音以外の音を演奏できるようになったホルンは、時の楽器でもあり、倍音中心の主和音を奏でるのが得意だったホルンは、古典派の音楽そのものを体現する楽器でもありました。
 当時のホルンのいろいろな音がでるコミカルな面(それはロイトゲープの人柄を偲ぶものでもあります)、狩猟ホルンの名残など、今日われわれが抱く一般的なホルンのイメージとはまた異なる音をお楽しみいただければ幸いです。

塚田 聡

小倉貴久子(フォルテピアノ)

 東京藝術大学を経て同大学大学院修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞つき首席卒業。日本モーツァルトコンクールピアノ部門第1 位。ブルージュ国際古楽コンクールアンサンブル部門及びフォルテピアノ部門で第1 位と聴衆賞受賞。

 『クラシック倶楽部』『ららら♪クラシック』『ぴあのピア』『カルチャーラジオ 芸術の魅力』などTV、ラジオへの出演も多い。50 点以上リリースのCDの多くが各新聞紙上や「レコード芸術」誌等で推薦盤や特選盤に選ばれている。文化庁芸術祭レコード部門〈大賞〉、ミュージック・ペンクラブ音楽賞 クラシック部門【独奏・独唱部門賞】、JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。

 著書に『カラー図解ピアノの歴史』(河出書房新社)。校訂楽譜『ジュスティーニ:12のソナタ集』(カワイ出版)、『ソナチネ音楽帳』(音楽之友社)。「小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》」全40回完結。第86〜88回日本音楽コンクールピアノ部門の審査員を務める。北とぴあではシリーズ【小倉貴久子と巡るクラシックの旅】を開催中。新シリーズ「小倉貴久子《フォルテピアノの世界》」本年スタート。フォルテピアノ・アカデミーSACLA主宰。東京藝術大学講師。

 オフィシャルWebサイト https://www.mdf-ks.com/

塚田 聡(ナチュラルホルン)

 東京藝術大学卒業。アムステルダム音楽院に学ぶ。留学時にC.モーリー氏にナチュラルホルンを、K.ヒュンテラー氏にフラウト・トラヴェルソを師事するなど古典派音楽への造詣を深める。その10年後に文化庁在外研修生として再度渡欧、T.ファン・デア・ツヴァルト氏にナチュラルホルンを師事する。

 現在、東京フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者として、またバッハ・コレギウム・ジャパンなど、国内のオリジナル楽器アンサンブルに参加活躍している。浜松市楽器博物館コレクションシリーズCD、No.18「ナチュラルホルン」およびNo.48「森の響き〜ブラームス:ホルントリオ」をリリース。モーツァルト時代のディヴェルティメントをメインレパートリーとする室内合奏団「ラ・バンド・サンパ」を主宰。「ナチュラルホルン・アンサンブル東京」のメンバー。

ピリオド楽器使用室内オーケストラ

ヴァイオリン 若松夏美 荒木優子 原田 陽 廣海史帆 天野寿彦 山内彩香
ヴィオラ 丸山 韶 佐々木梨花
チェロ 島根朋史
コントラバス 西澤誠治
フルート 前田りり子
オーボエ 三宮正満 荒井 豪
ファゴット 岡本正之 鈴木 禎
ホルン 大森啓史 藤田麻理絵
トランペット 川田修一 大西敏幸
ティンパニ 塩田拓郎

注意事項

【新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皆様にご理解とご協力をお願い申し上げます】
※ 開場時に検温を行います。37.5度以上の発熱がある方は入場をお断りいたします。
※ 発熱、咳やくしゃみ、喉の痛みなど体調に不安がある方は来場をご遠慮ください。
※ 会場内ではマスクの着用とこまめな手洗いやアルコール消毒をお願いいたします。
※ 客席はソーシャル・ディスタンスを考慮した座席配置となっております。
※ 出演者への面会はお断りいたします。
※ 出演者への花束・プレゼントはお控えください。
※ 新型コロナウイルスの影響により中止または延期となる場合があります。

※ やむを得ない事情により出演者・曲目を変更する場合がございます。ご了承ください。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮ください。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りいたします。