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2022年第641回例会(2022/9/26)

演奏会概要

  • 時 間

    2022年09月26日(月) 18:00開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券:全自由席 5,000円
    (学生2,000円)
    ※前売券:販売終了
    ※当日券:17時45分から販売(学生券あり)

上野星矢 Seiya Ueno(フルート)
郷古 廉 Sunao Goko(ヴァイオリン)
安達真理 Mari Adachi(ヴィオラ)
横坂 源 Gen Yokosaka(チェロ)

PROGRAMM

《フルート四重奏曲全曲》

▶フルート四重奏曲 ハ長調 K285b
 Quartett in C für Flöte, Violine, Viola und Violoncello K285b
▶オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370(フルート版)
 Quartett in F für Oboe, Violine, Viola und Violoncello K370(Fassung für Flöte)
▶フルート四重奏曲 ト長調 K285a
 Quartett in G für Flöte, Violine, Viola und Violoncello K285a
▶フルート四重奏曲 イ長調 K298
 Quartett in A für Flöte, Violine, Viola und Violoncello K298
▶フルート四重奏曲 ニ長調 K285
 Quartett in D für Flöte, Violine, Viola und Violoncello K285

出演者からのメッセージ

 モーツァルトがこの様な鮮やかな室内楽曲を多数残してくださったことは、我々フルート奏者にとってとても幸せなことです。
 長年の夢であった全曲演奏会を、素晴らしい共演者とコンサートホール、そして日本モーツァルト協会の主催のもと開催できる喜びを噛みしめながら、ご来場下さったお客様と共に素敵な時間を過ごすことが出来れば幸いです。

上野星矢

上野星矢(フルート)

 19才で世界的フルートコンクール『第8回ランパル国際フルートコンクール』で優勝。世界を舞台に活躍する日本クラシック界を代表するアーティスト。
 東京都出身。小学校4年生でフルートを始め、全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部、高校生の部など、国内主要コンクールの数々で優勝を果たす。15才でデビューリサイタルを行う。
 東京都立芸術高等学校卒業後、2008年、東京藝術大学に入学。同年、世界的フルート奏者の登竜門である『第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール』で優勝。杉並区文化功労賞受賞。
 2009年、パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で入学。2012年同音楽院第一課程を首席で卒業。2014年、ミュンヘン音楽大学大学院を首席で卒業。
 2014年、NewYork Young Concert Artist にて最優秀受賞。2015年秋には全8か所のアメリカツアーを成功させ、ケネディセンターでのリサイタル、最終公演はニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルデビューを果たす。
 これまでに日本コロムビアレコード、Laplace Record より6枚のCDをリリース。
 第25回青山音楽賞新人賞受賞、第17回ホテルオークラ音楽賞受賞。2019年より大阪音楽大学准教授。
 現在は世界を舞台に、ソロリサイタルやオーケストラとの共演などの演奏活動の他、音楽教室経営、コンクール審査、国際講習会開催等、あらゆる分野にて活躍中。

郷古 廉(ヴァイオリン)

 2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり。
 1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。以来、新日本フィル、読売日響、大阪フィル、名古屋フィル、仙台フィル等各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、秋山和慶、井上道義、川瀬賢太郎各氏などがいる。《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》でストラヴィンスキー作曲「兵士の物語」に出演。《東京・春・音楽祭》など音楽祭にも招かれる。また2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。
 これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。2020年1月にはEXTONレーベル第4弾となる「ベルギー・アルバム」をリリースした。
 使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。

©Hisao Suzuki

安達真理(ヴィオラ)

 東京を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として幅広く活動するなか、2021年日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者に就任。今年1月には作曲家・ピアニストの安田芙充央氏と『MY DEAR』をリリース。『Winterreise』『J.S.バッハ 組曲&パルティータ』に続く三作目となる。2019年に若手音楽家の登竜門として知られる東京オペラシティ文化財団主催「B→C」に出演。その後も精力的にヴィオラ・リサイタルを開催し、コンセプトを大事にするユニークなプログラミングに定評がある。
 桐朋学園大学卒業、ウィーン国立音楽大学室内楽科を経てローザンヌ高等音楽院ソリスト修士課程修了と国内外で研鑽を積んだ。2013年からはインスブルック交響楽団にて副首席奏者を2年間務め、バンベルク交響楽団に客演したこともある。2016年よりパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団に参加し、2019年の来日ツアーでは、各地で行われたプレコンサートにおいて五嶋みどり氏とモーツァルトの二重奏曲を披露した。
 オフィシャルサイト https://www.mariadachi.com

©Yoshio Yukinari

横坂 源(チェロ)

 新潟市出身。桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。
 2002年、全日本ビバホール・チェロコンクール史上最年少で第1位受賞。2010年、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位受賞。室内楽部門では2009年に全ドイツ学生音楽コンクールで第1位受賞。これまでに出光音楽賞(2005年)、齋藤秀雄メモリアル基金賞(2008年)、ホテルオークラ音楽賞(2012年)を受賞。
 13歳で東京交響楽団とソリストデビュー。2019年/2020年に演奏活動20年を迎え、ドイツでWürth PhilharmonikerとS.スヴィリドフのチェロ協奏曲 『つばき』の新作委嘱・世界初演と、東京交響楽団(齋藤友香理指揮)との日本初演を行い、日本フィルハーモニー交響楽団(山田和樹指揮)とM.ルグランのチェロ協奏曲の日本初演を果たした。
 2021年2月にはNHK交響楽団とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲を、2022年1月には東京都交響楽団とエルガーのチェロ協奏曲を共演(共に尾高忠明指揮)。

©Takashi Okamoto

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(平日)

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

アンコール

フルート四重奏曲 ハ長調 K285b 第2楽章より

注意事項

【新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皆様にご理解とご協力をお願い申し上げます】
※ 開場時にサーモグラフィによる検温を行います。37.5度以上の発熱がある方は入場をお断りいたします。
※ 発熱、咳やくしゃみ、喉の痛みなど体調に不安がある方は来場をご遠慮ください。
※ 会場内ではマスクの着用とこまめな手洗いやアルコール消毒をお願いいたします。
※ 客席での会話はなるべくお控えください。
※ 出演者への面会はお断りいたします。
※ 出演者への花束・プレゼントはお控えください。
※ 新型コロナウイルスの影響により中止または延期となる場合があります。

※ やむを得ない事情により出演者・曲目を変更する場合がございますので、ご了承ください。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮ください。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りいたします。