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2025年第673回例会(2025/11/19)

演奏会概要

  • 時 間

    2025年11月19日(水) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券:全自由席 5,000円
    (学生2,000円)
    ※8月22日より販売

葵トリオ Aoi Trio
 秋元孝介 Kosuke Akimoto(ピアノ)
 小川響子 Kyoko Ogawa(ヴァイオリン)
 伊東 裕 Yu Ito(チェロ)
川本嘉子 Yoshiko Kawamoto(ヴィオラ)

PROGRAMM

《父と息子~ふたりのモーツァルト》

▶ピアノ四重奏曲 ト短調 K478
 Quartett in g für Klavier, Violine, Viola und Violoncello K478
▶ピアノ四重奏曲 変ホ長調 K493
 Quartett in Es für Klavier, Violine, Viola und Violoncello K493
▶ピアノ四重奏曲 ト短調 Op.1(F.X.モーツァルト)
 Quartett in g für Klavier, Violine, Viola und Violoncello Op.1

※曲目順不同

葵トリオ

 第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した、現在最も注目を集めるピアノ三重奏団。ピアノ三重奏の王道演目だけでなく、演奏機会の少ない作品や邦人作曲家の曲目にも光を当てる活動が高い評価を得ており、ピアノ三重奏の世界を開拓し続けている。
 東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミーで出会い、2016年に結成。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。
 国内の主要ホールのほか、ドイツ、イタリア、フランス、チェコ、シンガポールで出演。2025年2月にはハワイでの5公演ツアーに招聘された。これまでに札幌交響楽団、アンサンブル金沢、大阪フィルとベートーヴェン、名古屋フィルとカゼッラ、サントリーホール室内楽アカデミーとマルティヌーの三重協奏曲を協演した。紀尾井ホールでレジデント(2021-2023年)、サントリーホールとの7年間のプロジェクト(2021-2027年)に携わり、2025年からは札幌のふきのとうホールで3年間のレジデントアーティストに就任。近年では室内楽マスタークラスなどで後進の育成にも参加している。
 リリースした8枚のCDは音楽誌で特選盤に選ばれるなど高い評価を得ている。第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22回ホテルオークラ音楽賞を受賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。

公式ホームページ: https://aoitrio.com/

「『とても高い個々の技術を備えた3人の素晴らしい奏者』、そして『ピアノ三重奏としてのサウンドと精神』。優れたピアノ三重奏を形成するこの2つの要素が、完璧なバランスでした。」 
-ヴァンサン・コック(トリオ・ヴァンダラー, ピアニスト)<音楽の友>-

「幅広いレパートリーで、類まれなほど多才であり、優れた洞察力を伴った演奏を披露。」 
-<The Strad>-

「若く秀逸な葵トリオが幅広い音楽を披露。エネルギーに満ちた技巧的な演奏で、ヨーロッパからアジアにわたる、古典から現代作品までを展開。」
-<Deutschlandfunk>-

©masatoshi yamashiro

川本嘉子(ヴィオラ)

 3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学を卒業。これまでに、ヴァイオリンを江藤俊哉、鈴木愛子、室内楽を末吉保雄、原田幸一郎の各氏に師事。
 1991年、東京都交響楽団への入団をきっかけにヴィオラに転向。1999年より2002年退団まで首席奏者を務めた。アメリカのタングルウッド音楽祭、マールボロ音楽祭、スイスのダボス音楽祭などのほか、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、アルゲリッチ音楽祭等にも定期的に参加し、マルタ・アルゲリッチやユーリ・バシュメットなど世界一流のソリスト達と共演し絶賛を博している。ソリストとしては、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ、ペーター・マークなどの著名な指揮者と共演。
 CDは「J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのためのソナタ」「シャコンヌ 無伴奏ヴィオラ作品集」等をリリース。
1989年東京国際音楽コンクール室内楽部門優勝(イグレック・クァルテット)。1992年ジュネーヴ国際音楽コンクール・ヴィオラ部門で最高位(1位なしの2位)、1996年村松賞、1997年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2015年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞の各賞を受賞。
 2017年より2021年3月までNHK交響楽団の首席客演奏者を務めた。京都アルティ弦楽四重奏団、AOI・レジデンス・クヮルテットのメンバーとしても活躍。
 小澤音楽塾、愛知室内オーケストラでは弦楽器アドヴァイザーとして、後進の育成にも積極的に力を注いでいる。
 類稀なる表現力とテクニックで聴衆を魅了し、日本を代表するヴィオラ奏者の1人として常に第一線で活躍している。

©島崎陽子

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(8月22日より販売)
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(8月22日より販売)
※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

注意事項

※ やむを得ない事情により出演者・プログラムを変更する場合がございます。ご了承ください。
※ 10歳未満の方の入場はご遠慮ください。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りいたします。