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2013年第553回例会(2013/11/25)

演奏会概要

  • 時 間

    2013年11月25日(月) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券(臨時会員券):4,500円(学生2,000円)
《ふたりのモーツァルト》
と き:2013年11月25日(月) 18:15開場/18:45開演
ところ:東京文化会館小ホール

PROGRAMM:

 
▶ 四手のためのピアノ・ソナタ 変ロ長調 K358(186c)
Sonate in B für Klavier zu vier Händen, K358(186c)
・Allegro in B 4/4
・Adagio in Es 3/4
・Molto presto in B 2/4

▶ アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K501
Andante mit fünf Variationen in G für Klavier zu vier Händen, K501
・Andante in G 2/4

▶ 四手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K521
Sonate in C für Klavier zu vier Händen, K521
・Allegro in C 4/4
・Andante in F 3/4
・Allegretto in C 2/4

▶ 同 ヘ長調 K497
Sonate in F für Klavier zu vier Händen, K497
・Adagio in F 3/4 – Allegro di molto in F 2/2
・Andante in B 2/2
・Allegro in F 2/2

小倉貴久子 Kikuko Ogura(フォルテピアノ)

東京芸術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞”Cum Laude”を得て首席卒業。1988年第3回日本モーツァルト音楽コンクール、ピアノ部門第1位。1993年ブルージュ国際古楽コンクール、アンサンブ ル部門第1位。1995年には同コンクール、フォルテピアノ部門で9年ぶり史上3人目の第1位と聴衆賞を受賞し話題を呼んだ。

帰国後は、室内楽演奏会『音楽の玉手箱』や『ベートーヴェンをめぐる女性たち』、『モーツァルトの生きた時代』などのユニークなコンサートシリーズを展開する一方、ソロ、室内楽、協 奏曲などバロックから近現代まで幅広いレパートリーで活躍。また各ホール主催演奏会や音楽祭、ラジオ、TVの出演や録音も多い。これまでにCDを30点以 上リリース。それらの多くが読売新聞、朝日新聞、毎日新聞での推薦盤や「レコード芸術」誌の特選盤に選ばれている。

最新CD《イギリス・ソナタ》が平成 24年度文化庁芸術祭レコード部門の〈大賞〉に輝く。著書にカラー図解『ピアノの歴史(CD付き)』(河出書房新社)。校訂楽譜『ジュスティーニ:12の ソナタ集 第1、2巻』(カワイ出版)。東京芸術大学古楽科講師。

東京オペラシティの《近江楽堂》及び《リサイタルホール》にて、小倉貴久子の《モーツァ ルトのクラヴィーアのある部屋》を好評展開中!

小倉貴久子

羽賀美歩 Miho Haga(フォルテピアノ)

愛知県名古屋市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同大学院音楽研究科修士課程古楽科フォルテピアノ専攻修了。
これまでにピアノを浅井潤子、堀江孝子、播本三恵子、佐藤俊の各氏、また作曲を寺西誠氏、室内楽を山崎伸子氏、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。

2歳よりヤマハにて音楽教育を受け始め、4歳でピアノを、6歳で作曲を始める。テレビ朝日系列局『オリジナルコンサート ~私たちの創った音楽~』に出演し、また台湾、フランスなど、海外公演を含む多数コンサートにて、自作の曲を演奏する。

学部在籍時から、独奏はもとより、主に器楽とのアンサンブル活動も行う。また修士課程古楽科においては、一般的にあまり取りあげられることのない作曲家の ピアノ作品について、作曲時の演奏を再現するべく、様式の考察および当時使用されたと考えられるオリジナル楽器やそのレプリカ等を使用し、演奏研究を行っ た。また同時にショパンのピアノ作品の他、室内楽ならびに歌曲作品についても広く研究し、歌曲作品を含めたプログラムでのリサイタルも行う。その際、エ ラールによって1845年に作られたオリジナルのピアノ(江森浩氏修復)を使用し、修士課程修了時にも同楽器により、ピアノ協奏曲第2番(室内楽版)など を演奏、修士学位を取得する。

第1回および第6回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 銅賞。2011年11月、第1回Schloss-Kremsegg国際フォルテピアノコンクール(オーストリアにて開催)第2位。伴奏ピアニストとしては 第21回奏楽堂日本歌曲コンクールにおいて優秀共演者賞を受賞する。

現在は古楽器フォルテピアノ奏者としての活動のほか、器楽や声楽の伴奏ピアニストとしても多数の演奏家と共演している。

羽賀美歩

演奏家からのメッセージ

前回は、ピアノ協奏曲(室内楽編成)で出演させていただきましたが、今回は、愛弟子との連弾です!
連弾というと、先生と生徒のように少し易しいジャンルと思われがちですが、今回のプログラムは芸術性の高い作品ばかりです。
まるで、交響曲のような大規模な曲もあります。
モーツァルトの愛用した5オクターブの音域のヴァルターでの連弾は、
技巧的要素も高く、視覚的にもお楽しみいただけると思います。
みなさまとの再会を楽しみにしています。
小倉貴久子

演奏家からのメッセージ

私にとってモーツァルトは、音楽に触れ始めた幼少期より、いつも身近にいる作曲家。そんな存在です。
そして今回の演奏会でモーツァルトの連弾曲を、
尊敬すべき師である小倉先生と共に演奏させて頂けるという事は、
この上ない幸せだと心から感じております。
小倉先生の溢れるエネルギーを、誰よりも近くで感じながら、
自分の想うモーツァルトの響き、そして音楽を
皆様にお届け出来たら幸いです。
羽賀美歩

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。