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【CD】ドロテア・レシュマン/モーツァルト:アリア集

レシュマンがモーツァルト・アリア集を発売 !

 いまやドイツを代表するソプラノとして活躍するドロテア・レシュマン。1995年ザルツブルク音楽祭におけるアーノンクール指揮の《フィガロの結婚》のスザンナ役で注目を浴び、同音楽祭でのモーツァルト・オペラの主な出演だけをみても《皇帝ティトの慈悲》のセルヴィリア(1996年)、《魔笛》のパミーナ(1999年)、《イドメネオ》のイリア(2000年)、《皇帝ティトの慈悲》のヴィッテリア(2003年)、《フィガロの結婚》の伯爵夫人(2006年)、《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・エルヴィーラ(2008年)といったようにモーツァルトのオペラの諸役を特に得意としてきた。キャリア20年を経て、その声はますます円熟を深め、一層の表現力を備えた彼女が満を持したかのように録音したのがこのモーツァルト・アリア集で、エレットラの劇的なアリアに始まり、これもまた劇的なK528で締めくくるという意欲的なアルバムである。
 レシュマンにとって、モーツァルトのアリア集は初めての録音。「私がオペラを歌うのは、モーツァルトを歌いたいからです。モーツァルトのオペラの登場人物を舞台で演じることは私の夢でした。彼女たちは、悲しみ、喜び、そして機知に 富み、真の意味で人間味に溢れているからです」と語るレシュマンは、このアルバムでもそれぞれのオペラの役柄を見事に表現し、アルバムに色彩感を与えている。また息づかいまでが聴こえてきそうなリアルな歌唱を、ハーディング&スウェーデン放送響が、ピリオド・スタイルを熟知したシャープで新鮮な響きによって、感情豊かにサポートしていることにも注目。

ドロテア・レシュマン/モーツァルト:アリア集

【曲目】
1.《イドメネオ》K366より「おお狂いそうよ!ああ腹が立つ」
2.《皇帝ティトの慈悲》K621より「ああ あなたが私を喜ばせたいのなら」
3.《フィガロの結婚》K492より「愛の神よ、安らぎをお与え下さい」 
4.《フィガロの結婚』K492より「スザンナは来てないのね」
5.《ドン・ジョヴァンニ》K527より「何てひどい おお神々よ」
6.《イドメネオ』》K366より「仲良しの孤独よ」
7.《皇帝ティトの慈悲》K621より「さあ、その時よ、おおヴィッテリア」
8.シェーナ『わが美しき恋人よ、さようなら』K528

【演奏】
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
ダニエル・ハーディング(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

【録音】
2014年11月、ストックホルム、ベルヴァルドハッレン

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